六種の薫物

一週間後に控えた練香講座の準備も順調に進み、今日は主原料となる沈香を 36人分袋詰めしました。


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34人の練香講座ということで、人数の多さに指導が行き届くかどうか大きな不安が先走りましたが、ある時、参加者を6チームに分けて、それぞれに六種の薫物の名前を冠して、季節感を出す練香を作っていただくことを思いついてから、準備に張り合いがでてきました。


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黒方は、四季を通じて薫ける、お祝いの薫りでもあります。 それに相応しく、沈香は極上泥沈みをあてました。
梅花は、梅の香りに似たりと・・・春先の喜びを現して、極上爪シャムの甘さが似合いそう、、と沈香を焚きながら、想像を巡らすのは楽しい時間でした。

6種類の調合に使う沈香がやっと決まり袋詰めです。 沈香の樹脂成分は融点が低いため常温では香らないのが普通ですが、良い沈香は、常温でもなんともいえない気品のある甘さ、渋さを含む香りを出しています。 常温で香りがでている事も予定外の嬉しさで、この沈香なら、調合もやりがいがあり、プロセスも出来上がりも満足のいく出来映えになるような予感がします。


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沈香の刻みを粉末にするために、臼挽き名人も購入しました。 来月のららぽーとの秘伝調合、薫衣香、と続いて11月の訶梨勒の調合に使う極上沈香を潰すのに大活躍することでしょう。

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一年前は、十人でも目が行き届かないような心配が先立ち、一人で行うのを躊躇し、仲良しのお香司さんを頼んで手伝ってもらいましたが、昨年末に独りで15人の講座をこなしてからは、自信がついて、斬新な講座企画を練る事が大きな原動力になっています。 
発想を形にしていく作業は、お香の調合とは離れますが、参加者のみなさんの手でかたちあるものになっていくことで達成感も得られます。

 お香の知識の方は、日々忘却力が増すばかりなので、毎回補充して繰り返し繰り返し身体に埋め込みます。 やがて、資料無くても開催できる日がくるまで、、、こなくても、ちょっと頑張るマイペースで行きたいと思います。










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