元日の朝 晴れて風なし

新年明けましておめでとうございます。



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 *写真は大宮八幡神社の福豆です。 とても美味しくて、福を残すことなく全部頂きました。



初詣の道々、澄みわたる青空ひろがる元旦の空を見上げて、浮かんだ石川啄木の慶賀の和歌


 
   
     何となく今年はよい事あるごとし 元日の朝晴れて風なし



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 *写真は、オオタニワタリ。沖縄の民家の方が丹誠込めたものを二つ分けていただきました。
札幌の母の部屋に一つ、私の部屋にひとつ、お互いを思いだすよすがの苔玉です。



一年の計は元旦にあり、ということで、昨年末に努力向上目指すことのいくつかから、三日坊主にならないよう特に力を込めるものの初めの日です。そして、締めくくりがそめぞめブログの更新です。



 
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 *写真は、浜田山柏の森公園内の水田で収穫されたお米の稲を利用した正月飾りです。
  収穫祭で、亀と輪を作り、年末に合体して椿を添えました。


ゆっくり穏やかに物事をすすめることも努力目標のひとつでしたが、元旦の計をこなすために盛りだくさんの一日は、


♪ 井の頭公園までゆっくりジョギング5.1キロ

走り始めて、高井戸駅前近くの遊歩道で、

赤い絞り柄の着物と被布揃い、白いたびに小さな草履を履いた3歳くらいの女の子の手をにぎり、
ゆっくりゆっくり歩いている長身のお父さん こちらもゆっくりゆっくり笑顔ですれ違う時に、  
初春の風の優しい匂いを感じました。

環八越えて、京王線の整備工場脇では、色違いのTシャツをきている都会的な二人が颯爽と通り過ぎると、彼女の追い風は甘いガムの匂い。 

井の頭公園は、友人、家族、カップル、ペットと散歩をどの景色もみな小春日和。神田川の源を確かめて、公園を抜けて吉祥寺駅までぐるりと走り、ちょうど目標のゆっくりジョギング一時間。

ゆっくりゆっくりジョグして、さまざまな追風用意に気をとられることがジョグの気分転換になるのに気がついたのは大きな収穫です。 花の季節、緑の季節の楽しみが増えました。

♬ 戻って、熱いお茶を一服。 

 *写真の急須、湯のみは、沖縄の田場さんが造られた作品です。
  お茶の香りがよく立つ湯のみです。



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♬ 2010年、最初の講座は鹿鳴館の香りにつかう香料の準備です。 

 薔薇の香りを白檀に染み込ませて、好みにより洋風、和風の異なるイメージで調合をします。 

 *写真は、調合に使うために、バニラをアルコールに漬けて、茅チップに香りを移しました。 
  合成香料とは異なる、柔らかい甘みです。 他にヘリオトロピン、イオノン、ラブダナム、龍涎香、  麝香もアルコールで溶かして茅に含ませました。   




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♪ 今年最初の調合、三條公冬の掛け香のための調合です。 
  とても高貴で冷たく透き通った風が吹き抜けたかのような清涼感があり、新年に相応しい香りだと思いました。 


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♬ そして、今年は灰ごしらえも習うより慣れろ、、ということで、久しぶりに灰ごしらえをして、徳川家康の香の覚えから千年菊方を薫いてみました。

半年前に作った時には、大失敗とがっかりしましたが、甘く穏やかな香りに大変身。
矢のごとくに流れた時の刻みがかけた魔法です。 

何か良い事が起きる兆しの薫りです。






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各地から大雪の便りが届いた元旦、澄んだ夜空に満月の薫り、何か良いことが起りそうな薫りとして音も無く降り注いでいます。








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この記事へのコメント

金之助
2010年01月05日 21:47
新年に相応しく賑やかな内容ですね。
文字を追ってもどんな香りかはよくわからないのですが、何とはなしに伝わってきます。もっともきっと本当の香りとかけ離れたものを想像しているのでしょうが。

ご教授いただいたように灰を都度よくかき混ぜ、炭も二片一緒に点けて埋めるようにしてから、消えなくなり充分に香るようになりました。私の場合は習ってから慣れろでしたね。
ねり香
2010年01月08日 01:53
新年明けて、はや一週間が経過しました。落ち着いて振り返れば、元旦の計にこだわった結果、盛りだくさん過ぎてしまいました。365日もあるのですから、最も出来にくい、穏やか、静か、落ち着いた元日を目指すべきでした。この課題は、のんびり来年につなげましょう。

灰ごしらえに早速挑戦なさったのですね。
大阪の師匠がいつも言う事は、灰に燃えかすがあるようでは、香鋪・香司として、ともに失格・・・と、香を毎日たくのも当然のことと、この二つは、耳が痛いです。 
糠床と同じなのかもしれませんね。 

香道では、灰作りも、灰ごしらえも秘伝なんですよ。 
志野流宗家では、炭団作りは家元から若宗匠に口伝のようです。 炭団の臭みがでてしまったら、どんなよい香りの伽羅も台無しですからね。

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